【MTG】M19ドラフト赤白構築 走書
こんにちは。
最近は東方のボーカル付き曲にハマってます。
MTG日本選手権2018(M19ドラフト6回戦+スタンダード7回戦)
に参加してきました。初の競技ドラフトイベントでしたが、無事にドラフトラウンドを4-2と勝ち越すことができましたのでM19ドラフトについて簡単に考えたことをまとめていきたいと思います。
11回戦ではフィーチャー卓に呼ばれ、カバレージも書いていただきました。
初!日本語公式掲載!やったね!
1.色別Tierリスト
Tier1: 白黒、赤白
Tier1.5: 赤青
Tier2: 青黒、青白
Tier2.5:赤黒
Tier3:緑系全部
端的にポイントをまとめると、
・白系ビートが強い。
・緑はやるな
・睡眠が取れたら青を絡める
です。
解説
・白黒
グッドスタッフ+ライフゲインシナジーで構築します。
雑に強いです。ライフゲインと除去が強く、クリーチャーの質もいいため隙が少ない。
自分の場合黒を採用するかどうかは上の二種が流れてくるかで決めます。
白黒はもっとも除去が強い色なので除去よりもクリーチャーの質を意識したほうが最終的によくなる印象。ライフゲインシナジーは意識しないほうが構築しやすい。
ピックの受けが広く安定感がある分、他のTier上位の赤白、赤青に比べると爆発力にかける印象があります。固く2-1を目指すならやりたい色です。
・赤白
端的にいうとこれ。アグロに組んで横に並べて全体バフで押し切る構築を目指します。
線の細さは気になりますが、英雄的援軍、抗戦、鼓舞する突撃、ラッパの一吹きと全体バフカードが豊富にあるため意外となんとかなります。
クリーチャーの質の高さも屈指で、白の攻撃的なクリーチャーを生かせるのがいいところです。
強くかみ合ったときの爆発力も高く、3-0を目指すならぜひやりたい色です。
・赤青
奇怪なドレイクを中心につくるデッキです。M19環境ではタフが4の飛行生物は最強なので奇怪なドレイクがマジで強い。
難点として、スペルベースのためデッキ構築が非常に難しいということがあります。
私も調整段階でなんども組もうと試みましたが無理でした。
デッキが完成した時の最大値が高い玄人向けのデッキといえます。
幽体化や突破のような貧弱なカード達も赤青においてはプレイアブルカードなので構築バランスが非常に難しいですね。
・緑系
緑はマジで弱いです。
緑にはプレイアブルのカードが多く、ピックしているときは調子がよく思えますが、いざ対戦では勝てません。
なぜかというと、Tier上位の白黒、赤白、赤青すべてに不利だからです。
下記の二種類の除去が複数枚とれて最低ラインという印象。
僕は絶対にやりたくない色です。
・青黒、青白
青黒は飛行コントロール、青白はアーティファクトシナジーで組みます。
睡眠が取れたら組みたいカラー。
ドローが安定するので俺マジックうまいよ!って人が良く組む印象。
睡眠をとれていないとゲームが長くなるので下手な人はボロがでがち。自信がないなら避けるのが吉。
2.赤白のピックと構築
・ピック
上でも述べましたが、赤白はアグロ気味に構築し、どんどん軽いクリーチャーを横に並べて全体強化で勝負を決めるプランを目指します。
これにはとにかく、”必要数の全体バフスペルをピックすること”
が重要です。
これら3種類(+ラッパの一吹き)がどれだけとれるかがデッキの完成度を大きく左右します。最大6枚ぐらいまでは入れれるので序盤から見かけたらピック&赤白へ路線変更を考えてもいいと思います。
私の場合は、抗戦と英雄的援軍がパックの中盤で見えるようなら速攻で赤白へ路線変更します。日本選手権本番では、1パック目は白t黒で組んでいましたが、2-3で英雄的援軍が流れてきた瞬間に色変えを決意、そこから赤6枚のみの赤白が完成し、3-0できています。
・土地枚数
赤白の5コス以上でアーキタイプに合うのはレアを除けば暁の天使ぐらいです。電光吠えのドラゴンはピックもしないしデッキにも入れません。そのため土地は標準16枚、暁の天使が複数取れていたら17枚を基準として構築します。
・マナカーブ
赤白は1コストも採用できますので、
この2種類も2~3枚デッキに入れます。
そのためマナカーブとしては
1:~3枚
2:6~7枚
3:3~4枚
4:3~4枚
5:~2枚
スペル:8~10枚
土地15~17枚
こんな感じを目指します。
・構築例
日本選手権初日ドラフト3-0
クリーチャーが弱すぎるが、全体バフスペルが取れているため3-0した。
日本選手権二日目ドラフト1-2
クリーチャーの質はよくなっているが、全体バフスペルが2枚しかなく押し切れず負けることが多かった。
ということで、基本的に赤白デッキの完成度はバフスペルの枚数が十分とれているかどうかにあります。
ピックで赤白を狙うならとにかくバフスペルを確保すべし。
3.プレイング
序盤点数をできるだけ叩き込む
中盤抑えられたら横に広げてバフスペルチャンスを待つ
終盤バフをかけて落としきる。
終わり!
注意すべきスペルは
これです。びびります。うまい人は確実にサイドインしてくるので頭に入れておくこと。
あと緑に根の罠とかも一応ありますがこちらはあまり遭遇しません。ケアできないので打たれたら素直に相手を褒めるのみ。
以上です。競技リミテッドは細かいプレイングが多く、MTGの経験値、センスが必要だと強く感じました。
6-0できるように精進していきたいです。